土曜日, 6月 11, 2016

テ アモ キンディーオ,テ アモ アルメニア。

Copa américa・Centenario USA 2016; コパアメリカ・センテナリオUSA 2016

第1ステージで2勝し,明晩はCosta rica; コスタリカ戦。

明日も黄色のユニフォーム着て応援だ~!

とにわかサッカーファンになったコロンビアより

Que esté muy bien.






本日の話題,Café Quindío;カフェ キンディーオのロゴ




明日は早朝から空港に向かい,半期に一度の公務でボゴタへ上京。

派遣後約1年のボランティアの中間報告会と

ボランティア自治会の総会が主な目的。

私も,昨年の11月の公務では,中間報告をカウンターパートと行った。

もちろんスペイン語。

もう発表者ではないので,今回は気がラク。

公務前日の日曜日に,ボゴタ日本人学校の運動会があるので

そちらも競技参加と用具係のお手伝いをする予定。

コロンビア派遣のボランティアは基本的に

陸路移動は禁止されているので他県へは空路の移動。

(近県の移動だと許可されている県もある。

任地のキンディーオ県も許可されている隣県がある ありがたい地域。

お隣のリサラルダ県とそのまた隣のカルダス県。

Eje cafeteroと呼ばれるコーヒー地帯は陸路移動OK)

そのため,気軽にちがう任地のボランティアと会う

ということは難しい。

基本的に半年に一度しか会わない。

今度の土日は首都で集まろうか。なんてこともない。

というか,難しい。




カフェテリアCafé Quindioのテーブルに飾られているコーヒーの苗







さぁ,明日から運動会と公務で5日間,

久しぶりにボランティアがみんな首都ボゴタに集まるから。と

海外青年協力隊の子たちにキンディーオ県のお土産でも持っていこう。

と,県内展開している県内ではメジャーでおしゃれな

Café Quindío; カフェ キンディーオというカフェテリアに買いに行った。






本店はレストランでもあるので,お料理が出る。うちの近くだけど,
ちょっとお値段が張るから私は手を出してもデザートどまり。










はっきり言って宣伝だけど(笑),Café Quindíoの

クッキーやメレンゲ,アレキペ(キャラメルクリームみたいなもの)は

コロンビアには非常に珍しく大人の味。

きっと日本人大人には好まれる。

どの商品もコーヒーが加わっていて,ちょっとした苦みがある。

砂糖甘いコロンビアのお菓子にしては,甘さも優しい。

さらに,パッケージも日本の商品と比べて遜色ない。

駄菓子感がないので,日本へのお土産にもいいと思う。

こんな地方都市でこの出来は素晴らしい。

いや,ちょっとした苦みのある大人のお菓子なんて

ボゴタにもなさそう。








店内で食べるデザートは
大人の味ではありません。
でも優しい甘さで上品な味。
どうしてもアップ写真が載せたかった(笑)










さっそく商品を検討。

お店のお兄さんが,いろいろと試食させてくれた。

おぉ,ラッキー。







選んだお菓子は,レジに持って行ってくれた。

よし,ついでに,ここのケーキでまだ食べたことないのを

買って帰ろう。







もうここのお店の人とは顔なじみで

「ボゴタの友だちに買っていくの?」

と言ってもいないのに,聞かれる。(笑)

「彼らは好きだって?」

とか。



なぁんて品のいいおじ様店員さんと話しながら

支払いを済ませ,

Que le vaya muy bien. ケ レ バジャ ムイ ビエン(元気でね~。)

Lo mismo. ロ ミズモ (そちらもね~。)

※日本で交わされそうな挨拶の感じに意訳してます。

なんて,挨拶を交わして店を出た。








ガラス張りのテラス席もあってステキな空間の店内








しばらく歩いて,ふと紙袋をみると

なんとなくケーキが入っていなさそうな…感じ。

あれ?お土産の下に入れてくれたのかなぁ。

コロンビアなら,ケーキがつぶれるとか

そういう気遣いはせず,入れちゃう店員さんもいるよなぁ。

と思って紙袋をさぐってみると

「ない!」

ケーキが下にもないじゃん!

ケーキがないよって言いに行かなきゃ。

と思って踵を返そうとしたら

後ろにお店のお兄さんが立っていた。










ケーキを渡していなかったって。

どうも走って追いかけてきてくれたらしい。









まぁ!

店の外にまで出たお客さんを追っかけて

忘れてた品物を届けてくれるなんて!






感激!









店からすでに30~40m歩いてたかなぁ。

しかも,お店の出口から

右に行ったか左に行ったか,見回してくれて

追っかけてきてくれたんだろうなぁ。








うわ~~,すっごいなぁ。

こんなことしてくれるなんて!

なんて親切!!!!






Café Quindíoのコーヒー集!
まだまだあるよ!
左のコーヒーとは淹れ方が違うんです。

Aromatica con frutas; アロマティカ コン フルータス
(フルーツ入りハーブティって感じ)
おっしゃれでしょ?コロンビア特有の
飲み物なんだけど,すごく美味しい。























いやぁ,日本なら感謝こそすれ,

ここまでの感動はなかったと思う。

おそらくお店の人はきっとやってくれる。

お店から出てお客さんを探して追っかける。







けれど,

基本的に自己責任のコロンビア。

金を払って,

気づかず店を出てしまえば

それまでのこと。

取りに戻れば,それはきっとコロンビアでも渡してくれるだろう。






だけど,店の外に出て

追っかけてまで渡してくれるなんて。




こんな日本的な対応は珍しい!

と思う。





コーヒーの淹れ方の一つ。空気の力で抽出する。
いわゆる空気でっぽうの原理。
ここはテーブルまで来て説明しながら
目の前でコーヒーを淹れてくれる。



今,これを書いていて思い出したけれど

レストランで食事をした時,焼き鮭を頼んだんだけど

(日本のような薄い切り身じゃないよ。

かなりの大きさで分厚い丸々した切り身)

焼く時に形が少し崩れてしまったみたいなんだよね。

持ってきてくれた時に「ごめんなさい」って謝ってくれた。

私はそんなの気にもしないし,

コロンビアで料理の形が崩れたことを

気にする普通クラスのレストランがあるのか。

と驚いた。

いやいや,気にしないで。全然大丈夫。

と答えておいしくいただいたんだけど,

話はそれで終わらなかった。

食後に,「形が崩れてたから」って

コーヒーがサービスされちゃった。

これには,本当に驚いた。

お店の人が言うほど崩れちゃいなかったんだよ。

端っこがちょっとポロッと欠片になって離れちゃってただけだよ。





料理の形を気にする,そして,お詫びに何かをサービスする

なんてまぁ,日本的。


Café Quindíoのコーヒーメニュー。
淹れ方とその味の特徴,そして対応する豆の種類とお値段。
なんて整理されたメニュー表!
図解されていてすっごく分かりやすい!こんなん日本で見たことない。
コロンビアの問題って,プロジェクトでも授業でも
きちんと整えて進めるということを知らないこと,だと私は感じてる。
ここのコツを掴めばコロンビアの多くの問題は
改善への進度がずい分増すんじゃないかと勝手に思ってる。
そんな中でこんなに整ったメニュー表を見ると感動するんだ。
たかがメニュー表,されどメニュー表。







でも,この話,どちらもキンディーオ県アルメニア市。






首都ボゴタに行ったら,ほとんど外食になるけど

こんな感じの対応はしてもらったことないなぁ。






お土産に買ったお菓子




ほーーんと,アルメニア市,大好き。

みんな親切すぎて,おどろいちゃう。






追っかけて渡してくれたケーキ。レモンパイ

追っかけてきてくれたお兄さん。この写真はとある日のお兄さん。



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